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住宅業界もDX化!住宅ローンテックのiYellがオンラインの金融サービスはじめます

住宅業界もDX化!住宅ローンテックのiYellがオンラインの金融サービスはじめます

こんにちは。iYell株式会社・広報の伊藤です。

このたびiYellから新事業として「iFinance(アイファイナンス)」をリリースいたしましたことをご報告いたします!

https://iyell.co.jp/ifinance_202106/

住宅ローンなど住宅業界にまつわるお金の問題を、非対面かつ圧倒的なスピードで解決できる新しい資金調達の方法です。まずは、この記事ではじめて弊社を知る方に向けて、iYellとはどのような会社かをご説明します。

住宅ローンテック企業・iYellとは

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2016年に創業した弊社は、対外的には「日本最大の住宅ローンテックベンチャー」とお伝えしています。弊社の展開するサービスの直接のお客様は不動産会社やハウスメーカーなどの住宅事業者ですが、個人のお客さまにも住宅ローンや新居で使う家具やサービスなどのご紹介を通じて、お役立ていただけるものと考えております。

iYellは日本経済新聞社が行ったNEXTユニコーン調査に二年連続選出されており、2019年においてはフィンテック分野で9位に選定いただきました。

この記事ではこのたびリリースしたiFinanceについて、サービスをリリースした背景や、金融機関ではない弊社が金融商品を扱う理由などをお話ししてみたいと思います。

3つの“i”で住宅ローン業界のDXを推進するiFinanceとは

新サービスへの疑問を、代表の窪田にぶつけてみました。

−iFinanceというサービス名の由来は何ですか?

iFinanceはインターネット(internet)を活用した非対面の、従来の手法と比べて圧倒的なスピード(instant)で革新的な(innovative)な資金調達方法です。

お気づきのとおり、ネーミングはiPhoneやiPadを意識しました(笑)いま私たちにとって身近な存在であるiPhoneやiPadは、インターネットの興奮とシンプルさから名づけられたと言われています。

iYellが今回リリースしたiFinanceもインターネットを活用した非対面サービスであるというのが最大の特徴だと思います。

−iFinanceをリリースした背景にはどのようなことがありますか?

弊社は、「全ての人に最適な住宅ローンを届けたい」という思いから2016年に設立された会社です。コロナ禍を経て、世の中ではDXが進みつつありますが、住宅業界はまだまだテクノロジーの力で省力化や効率化できる余地があると感じました。

今回リリースしたiFinanceの主なターゲットは住宅事業者さまです。住宅の新築やリフォームを行う施工業者には、人手や資材を確保するためのまとまった資金が必要ですが、中小の事業者さまにとって資金調達は簡単なことではありません。

最近では、資材価格の高騰で資材の仕入れが難しい状況にあります。資材の仕入れが遅れると、それに伴って施工も遅れ、代金の受け取り時期も後ろ倒しになります。ウッドショック以降、収益が上げられない一方で、運転資金だけがかみ、経営が苦しくなっている住宅事業者さまもあります。iFinanceはそのような事業者さまの新しい資金調達方法としてご活用いただけるものと考えております。

−住宅ローンを利用する住宅事業者や個人は、非対面やスピードを求めているのでしょうか?

住宅事業者さまにとって、スピーディーな資金調達は間違いなくメリットです。一般的な住宅ローンの手続きは紙で行います。紙であることが、手続きや審査を遅らせている大きな原因だと思います。そこをオンライン化できれば大幅に時短が可能です。

個人のお客さまにとっても住宅ローンの審査が簡単に早くなるのはプラスに働くと考えています。家の購入は多くの方にとって、楽しい、エンタメ要素を含むもの。リアルで感じたいと思う人は多いので、コロナが落ち着けば、住宅の購入は対面に戻っていくでしょう。

一方、住宅ローンそのものは住宅購入のための目的ではなく手段です。おもしろいものではないので、短期間に自分に合った住宅ローンを借りられる方がよいのではないでしょうか。

−なぜ金融機関ではない住宅ローンテック企業が金融商品を取り扱うのですか?

金融機関さまがあまり積極的に取り組んでいない分野に取り組むことで、新しい金融のあり方をご提案できればと考えています。テクノロジーの面で弊社が金融機関さまをお手伝いできれば、さまざまな事務手続きの時間短縮や効率化につながります。結果として、住宅事業に関わる金融機関、住宅事業者、個人のお客さまの三者にとってプラスになるはずです。

−これまでにオンラインで解決する住宅関連の金融商品はなかったのでしょうか?

金融機関側にオンライン化に対応するニーズがなかったので、ありませんでした。ところがコロナ禍以降、大手行はじめ多数の銀行さまから住宅ローンDXのご相談をいただくようになっています。今後は金融機関さまと連携して、住宅業界全体でDXを推進していきたいと考えております。

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iFinanceのリリースは他にも出させていただいているので、よかったら確認くださいね!

第一弾サービス
https://iyell.co.jp/yamada-finance_202107/

第二弾サービス
https://iyell.co.jp/ifinance_202108/

これからも、iYellは新しい金融のあり方のご提案をしてまいります。