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バリュー

2019.12.26

3人の息子を持つおちゃめな母ちゃん社員に、初めて娘ができた話

新卒新卒研修母と娘メンター

こんにちは！
会社で一番の泣き虫店長の松原です。
最近メンタルはだいぶ強化されてきたのですが涙腺はなかなか強化されません。

iYellでは働く社員のことをiYellists(イエリスト)<<以下「iYellists」と称する>>と呼んでいて、毎月月末に全社員が参加する会議を行っています。
その会議の最後に、iYellists MVPを発表しているんです。
iYellには大切にしている18個のバリューがあり、その月に最もバリューを体現していたiYellistsに、エピソードとともに全社員が票を投じ、表彰するものです。
毎月ステキなエピソードとともに受賞者が発表されるのがたのしみなんですよ★
今回は私が発見したキラリ輝くiYellistsとそのエピソードをご紹介したいと思います♪

初めての新卒社員、初めての仮配属受け入れ

iYellではこの4月に初めて新卒社員を迎え入れ、その新卒社員に各部署がどんな仕事をしているのかを体験してもらうため、3クールに分けての仮配属期間を設けました。
新卒社員にとっては初めての実務のため、新卒社員1人に対して先輩社員が1人メンターとして付くことになりました。

ここで私のいる部署について少しお話しします。
私のいる部署は、本社から電車でおよそ1時間くらいはなれたところに拠点をかまえています。
なのでなかなか本社に勤務する社員とは会えないのです。

そんな我々の部署に2クール目にして初めて華恋さんが仮配属で来てくれることになりました。
新卒社員の同期は7人、1クール目はみんな本社にある各部署に配属されていました。
しかしながら今回華恋は本社から離れた部署へ、しかもたった1人で仮配属になったのです。

今まで部署は違えど同期みんなと同じ本社にいたため、最初の何日かは寂しそうに自信なさげにしていました。
そりゃそうです、1人で離れたところに出社して、慣れない環境で頑張らなければいけない。
不安も大きかったことでしょう。

華恋の変化

しかしながら日を追うごとに華恋の顔が晴れやかなものになっていき、生き生きと自信をもって仕事をしてくれるようになりました。
我々の部署の弱点を見抜き、それを補うための対策を考えてくれたり、自分が掲げた目標を達成しようとがむしゃらに仕事に向かっていました。
そして仮配属最終日には「楽しかったです！！！」と素敵な笑顔で言ってくれました。

では仮配属当初あんなにも不安で寂しそうな顔をしていた華恋が、なぜここまで良いほうに変化したのか。
それは、華恋の隣でずっと華恋を支え続けてくれたある女性社員の存在が大きかったんです。

初めてのメンター、初めての指導係

それが今回私が見つけた素敵なiYellistsの永井さんです★
永井さんは中途入社で、彼女には同期が5人います。そして永井さんもまたその同期から1人離れ、私たちの部署に配属になったのです。
配属当初は永井さんも寂しそうな顔をしていたし、寂しいと言っていました。
でも今は、離れたからこそ頑張れたのかもしれないと、元気に働いてくれています。
だから永井さんは「同期と離れてしまうことの寂しさ」と「それを乗り越える術」を知っているんです。

永井さんにメンターをやってもらえないかと打診したとき、彼女は二つ返事でOKしてくれました。
そしてとびっきりの笑顔で「息子3人だから初めて娘ができるみたいでうれしい♡」と言ってくれました。

しかし永井さんは私たちの部署に最後に仲間入りしたため「教える」というのが初めてでした。
なのでメンターも指導係も初めての経験です。
とびっきりの笑顔の裏にはきっと不安を抱えていたことでしょう。

でもそんな心配を吹き飛ばすかのように、永井さんは一度も不安な顔を見せることなく、そして一度も弱音を吐くことなく華恋に寄り添い続けました。
週に2度の1対1のミーティングではしっかりと華恋の話に耳を傾け、アドバイスをしてくれていました。
逆にアドバイスをもらうこともあったようです。笑
同じ時間を過ごしていく中で、素敵な関係性が築けていたんだなぁと思います。

また、つきっきりになると華恋が緊張してしまうのではないかとこっそり見守ったり、しっかりとついてあげたほうがいい時はつきっきりで教えてあげたりと絶妙な距離感で接していました。
その結果、華恋は1か月前とは比べ物にならないほど素敵な顔つきになりました。