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100日間、面倒くささを愛でていた話|交換日記#05

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100日間、面倒くささを愛でていた話|交換日記#05

連載5日目。

こんにちは。iYell株式会社のメディア部門に所属しています小倉です。

このブログは弊社、iYell(いえーる)の魅力を世に発信しようと更新を続けています。

iYellでは、会議室はいつも賑やか、仕事が終わったら呑みに行く、なんなら休日もみんなで出かけるなどなど、社員同士の仲の良さそして、距離の近さが魅力です。

しかし、ご存知の通り昨今はそんな近い交流ができなくなってしまいました。

リモートワークが導入されて、出社したとしてもソーシャルディスタンス。

iYellの特徴である社員同士の距離の近さを奪われる、なんとも世知辛く不条理な緊急事態です。

ただ、そんな状況でもどうにかしてiYellらしい雰囲気を維持しようと社員間のコミュニケーションのあり方は大きく変わりました。

今回ご紹介したいのは、リモートワークを余儀なくされ、会えなくなってしまった環境下で、秘かに面倒くささを愛でていたiYellの社員5人を追った100日間の軌跡。

100日間の交換日記

2020年3月

ステイホームが求めれる世の中で、iYellも例に漏れず、出社ができないリモートワークが始まりました。

今まで当たり前だった同じ空間を共有した対面でのコミュニケーションができなくなったのです。

そんなリモート時代のコミュニケーションとして、対面での呑み会の代替であるリモート呑みが流行ったのはiYellも同じ。

iYellでは、毎晩欠かさず、全社員に開けたリモート呑み会が開催されていたのでした。(異常)

でも、確かにリモート呑み会は楽しいけど、大人数であっても話題は1つ。

そうなると、会話に参加できない人がでてきたり、気を遣って離脱もしにくかったり意外と神経を使います。

そんな中、「せっかくだからなんか面白いことやりたいよね〜」と
その裏で始まったのがiYell社員5人による、100日間の交換日記でした。(超異常)

5日に1回、担当が回ってくる日記。

何を書いていたかといえば、「こんなものを買ってみました」とか「部屋の模様替えしてみました」みたいな、その時々の日常的なこと。

そして、「人生で一番長続きしていることは何ですか?」「意外だと思われそうなことって何ですか?」というような共通のテーマで、普段のコミュニケーションではなかなか話題にしないことなど様々。

会社の人でありながら、こんなにも自分の私生活を明かせる、明かしても良い関係性もiYellならではです。

100日といえば、あのワニ。この企画ももちろんそれに便乗すべく行ったものだったのですが、50日あたりで気づくんですよね。

流行りに便乗するまでに100日かかること、そして、100日経ったら流行っていないこと。

まあ楽しかったので、良しとしましょう。

面倒くささが生んだ新たな社内コミュニケーションの形

無題のプレゼンテーション (1)

テクノロジーが発展した現代において、人とのコミュニケーションをする際に、直接会うかどうかなんて関係ないのかもしれません。

その場にいなくても、複数人であっても対面で話せるし、お互いにとって負担のないかつ効率的なコミュニケーションの近道はいくらでもできます。

みなさんも、このステイホーム期間で気付いてしまったのではないでしょうか。

「あれ?リモートでも普通に楽しく呑み会できるじゃん」とか「会社にいかなくても会議できるじゃん」とか。

今までの日常の中には、たくさんの抜け道があって、実はたくさん近道できてしまうことに。

近道するとその分、時間ができて、それを使えばできることは増えます。

今回、我々は仕事においては通勤時間をかけずにリモートワークという近道をして、それによってできた時間を、社員同士のコミュニケーションに充てたのです。(とは言っても、それを意識的に行ったというものではなく、やりたいからやってみたという程度ですが。)

しかし、その方法も、ビデオ通話をするなんて単純なことではなく、時間だけでなく手間もかかる超面倒くさい交換日記という超遠回りなコミュニケーションで。

思い付きで始めてみた当時は、100日後の世界がどうなっているか想像できなかったのと同様に、この企画がどんな終わりを迎えるのか、5人の間に何が生まれているのかが全く想像できませんでした。

でも、終わってみると、100日後の世界はそんなに変化してなかったけど、ものすごく楽しくてものすごく愛着が湧いて、その上、日記を交換していた5人の仲は格段に深まっていました。

この交換日記の魅力は、単なるコミュニケーションツールとして自作した記事を回し読みすることだけではなかったのです。

直接会わなくても顔を合わせてコミュニケーションができる令和時代に、あえて顔を合わせずに会話もせず、文章でコミュニケーションをすること。

そして、一つ一つの日記にはメンバーそれぞれの手間がかかっていて、受け取る側もそれを感じた上で読んでいること。

そんな遠回りな交流をしているある種の面倒くささすらも共有して愛でていたからこそ、掛け替えのないものになったのでしょう。

というわけで、みなさんもお試しあれ!!

「あれ?そういえば、こんな面倒なことを面白がって共有できる人って周りにいますか?しかも、それが会社の人だなんて!」

そもそも、「在宅生活を強いられて、時間ができたから会社の人とコミュニケーションをとろう!」と思うこと自体が異常なのかも。

でも、そうしたいと思えちゃうんだからしょうがないし、それができる仲間・したいと思う仲間がいるのが、iYellです。

お後がよろしいようで。

5日間の連載、ありがとうございました!!

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