ーまず最初に、自己紹介をお願いします!
2021年9月にダンドリ事業本部でダンドリ企画部という部署を新規立ち上げしました谷口と申します。あだ名はぐっさんです。
ーぐっさん!よろしくお願いします!
それでは、iYellを知ったきっかけや入社理由を教えてください!
iYellを知ったのは、1年以上前です。
前職はベンチャーキャピタル(以下VC)に在籍していました。そして2020年7月に、新しい投資先を探している中でiYellにたまたま巡り会ったんです。
iYellを知った具体的なエピソードとしては、当時の同僚、ここではAさんにしておきますね。彼がiYellのCFO早坂さんと、古いファンドのときに会っていたんです。その当時は「(旧ファンドでは)新規投資が完了してしまったので、新しいファンドを立ち上げて新規投資できるようになったら、また話しましょう。」という状態で止まっていたんです。それだけならAさんが投資検討するはずですよね。
その状態の時に新しいファンドが立ち上がり、みんなでソーシング※活動をしていたときに、たまたま僕が「この会社おもしろそう」と思った、とある会社がありました。ところがAさんから「自分もその会社にソーシングしている。」と言われ、ソーシング先が被ってしまったんです。それでどっちがやるかという話になって、自分からAさんに譲ったんですね。
(※)ソーシング‥投資対象となる案件の調達業務
そのときにAさんから「代わりにこの会社見てみない?」と紹介してくれたのがiYellだったんです。なのでそのときにもし意固地になって譲らなかったらiYellとは出会っていないので、巡り合わせが面白いなと思いました。もっと言うと、(iYellのバリューでもある)「相手を思いやる」行動を取ったからこそ出会えた会社って感じです。
ーなるほど…本当に面白い巡り合わせですね!
でも、去年の8月時点ではiYellのことを投資先として見ていたわけで、入社する気はなかったんですよね?
そうですね。その時点では、投資家の立場でiYellの事業や経営者について知ることになりました。当時、初めてiYellに訪問したときに印象的だったのは、待合室で社員の方が笑顔で「こんにちは!」「ご用件は伺ってますか?」と声をかけてくれたんです。その接し方を見て、「これは経営者の考え方が反映されているのだろうな。いい会社だな。」と思って好感を持ちました。それを初めて会ったときに窪田さん(※iYellの代表)に伝えたら「社員を褒めてもらえるのが一番嬉しいんです!」ってすごい喜んでたんです(笑)
ー窪田さんらしいほっこりエピソードですね(笑)
そうですよね(笑)投資検討する過程で幹部陣を含め社員の方と接すると、どの方も気持ちよくて応援したくなりましたし、事業モデルにも可能性を感じたので、投資の方向で進めていたんです。しかしいざ2021年1月に投資委員会に上げようとしたときに、前職VCの総合的な判断として「現時点では条件にマッチしないので、一旦投資検討はストップして経過を見守る。」という判断になってしまいました。正直ショック過ぎて目の前が真っ暗になり、しばらく言葉が出てこなかったのを覚えています。
でも僕は、早くiYellという素晴らしい会社と一緒に色んな取組みがやりたかったですし、「この会社はきっと成長する!」と確信に近い思いが芽生えていました。また会社の素晴らしさや成長ポテンシャル以上に「条件面」というところに注目する投資で良いのか?という気持ちになりました。iYellに投資できないことがきっかけで、正直このスタイルでベンチャー投資を続けていて良いのかを初めて悩んだ瞬間でした。
ーそうだったんですか…!!
そこまでiYellへの思いが強かったわけですね。
そうなんです。投資検討がストップになったことを窪田さんと早坂さんに伝えたときに、2人は落ち込むでもなく嫌味の一つも言わないわけですよ。
それどころか「ここまでやってくれて本当にありがとう。」なんて言われて半泣きになっちゃいました(笑)そのときに、半泣きだったので記憶が曖昧なんですけど、窪田さんが「出資じゃなくてもいいから一緒に仕事しましょう!」ってポロッと言ったんですよ。
そのときは「また機会があれば。」ということで一旦距離を置くことになったんですが、僕は今回のことをきっかけにキャリアの棚卸というか、見直しを考え始めたんです。ヘッドハンターなどからは「ベンチャーのCFOにならないか?」「困っている会社のCEOをやって欲しい。」という話もいただいたんですけど、どれを聞いてもグッとこないんです。
…そこで改めて気づいたのですが、やっぱり心に残っているのはiYellなんですよね。これはちゃんとiYellと話を付けないと自分も先に進めないなと思って窪田さんに「一度話しませんか?」とメールを送って外で会うことになりました。
ーウッ…(泣)忘れられない想いですね…(´;ω;`)
それからどうなったんですか…?
後日、窪田さんに会って近況などを歓談した最後に「僕をiYellで使ってみる気ありますか?」って聞いたんです。
そしたら窪田さんが「実は、そう言ってくれるのを待っていました。」と言って、鞄からコンパス(※iYellのビジョンや事業をまとめた本)を出してきたんですよ。「これを読んで共感してもらえたら大丈夫だから。iYellでどんな仕事をしていくかはこれから考えましょう。」と話してくれたんです。そのあと幹部メンバーなどとの顔合わせも含めて、細かい話を詰めていきました。
ー窪田さん!かっこよすぎます!(≧◇≦。)
正直、条件面は相当悩みましたが、まぁ最後は窪田さんからの強烈な口説き文句で悩みが吹っ飛びましたね(笑)「これは転職じゃない。創業なんだ。僕は谷口さんと一緒に創業したい」と(笑)
とても心に響きました。妻に(条件面含めて)iYellに行こうと悩んでいる旨を伝えたら、僕の最近の様子を見ていて「ここでやらなかったらきっと将来後悔するんだから、とりあえずやってみたら?」と背中を押してくれて、iYellへの参画を決めました。入社を決めたことを窪田さんに伝えたら、窪田さん泣いてましたね(笑)
ーついに結ばれた…!ドラマですね…!
では入社されて、今はどんなお仕事をしていますか?
前々職で経営コンサルをしていたこともあって、ダンドリ事業本部内に企画部を作って、カスタマーサクセスを効果的にやる方法やツールを考えたり、ダンドリの良さがわからずに辞めてしまう人をどうやって食い止めようとか、オペレーションを楽にする方法などの施策を考えています。最近では契約社数を伸ばす取組みも営業部と一緒にやっていますし、従来は他部署で行っていた契約や請求の管理、データベースの管理なども担っていて、業務の幅はどんどん広がっています。
ーなるほど~。ダンドリがどんどん良い風に進化していきそうですね。
それではどんなところに仕事の楽しさややりがいを感じていますか?
「会社が成長している。」と感じられることがいいなと思います。ベンチャー投資をしていたときも、投資先の会社が成長しているのを見るのが一番嬉しかったので、今度はそれを中で感じられるのが楽しいです。実際に事業側に回って見ると、働いている方たちが楽しそうなんですよね。それをそばで見れるのも嬉しいです。
ー本当にiYellの人たちって楽しく働いていますよね。
では、iYellに入社してからどんな成長をしましたか?
iYellに入社するまでは、外から経営を見ていました。今は「内側の一員として経営をしているんだ。」という実感と責任を感じています。理屈だけではなく、経営陣と一緒にみんなで足並みをそろえて働き、頭だけでなく心に落とすことを学んでいる最中です。日々、勉強ですね。
ー外側からと内側からの経営、きっと色々違いますよね。
iYellの好きなところを教えていただけますか?
社員のみんなが、互いを思いやれるメンバーであることと、楽しそうに仕事や人付き合いをしていることですね。こういう会社が成長して、世の中に認知されていくと、世の中の価値観が変わって行ける可能性があります。「こういう働き方があるんだ」とか「こういう成長の仕方があるんだ」とか、いろんな可能性に気づける会社なんです。
ー本当にそうですね…。なんだか感動です!
それでは他にも部署自慢、素敵なエピソード、こんな仲間と働けるというアピールがあればしてください!
まだ立ち上がったばかりの部署なので今後の目標という形にはなりますが、ダンドリ事業全体の底上げによって、事業全体の役に立ちたいですね。全体を見て、役に立てそうな部分を実行して後ろから背中を押せるような存在になりたいです。それに何より、みんなが笑顔になってみんなで喜べるような部署にしたいですね。
ー最後に、今後の夢や目標はありますか?
短期的な目標でいうと、ダンドリ事業本部のみんなの助けになって、事業全体を成長させていくことですね。さらに少し先の目標でいうとIPOをして会社として対外的にも認められることです。もっと先の目標は、他の会社に投資をしてiYellの文化を注入してその会社の成長に繋がるような取り組みをしてみたいです。文化を育てる出資ですね。
さらに仕事で究極的に実現したい夢があります。今、日本は少し元気がないと思っているので、新しいものを生み出すことで元気にさせたいんです。ベンチャー投資を始めた時の想いと重なりますが、子どもたちが大きくなった時に誇れる日本であるように、産業や会社をどんどん作って育てていきたいです。iYellが成長することで、日本を元気にする方法を広げることが可能だと思っています。なので、規模が大きいですけど「日本を元気にしたい」というのが究極の夢ですね(笑)。
ー日本を元気に!とても壮大で、素敵な夢ですね。
ぜひ一緒に実現していきましょう!
もともとは、投資家と投資先という関係だったぐっさんとiYell。
投資家としてではなく共に働くメンバーとしてジョインしたいと感じたiYellで、あなたも一緒に働きませんか?