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金融機関のDX化をサポート!コロナ禍の1年でiYellは24社と提携しました

金融機関のDX化をサポート!コロナ禍の1年でiYellは24社と提携しました

こんにちは。iYell株式会社・広報の伊藤です。

このたび、この1年間で金融機関24社と当社とが提携を行いましたことをご報告いたします!

プレスリリースはこちら
https://iyell.co.jp/24kou_202106/

住宅ローン市場の約30%をカバーする金融機関と提携するiYellとは

iYell株式会社は2016年に創業した日本最大の住宅ローンテック企業です。家を買いたい人と家を売りたい事業者、住宅ローンを提供したい金融機関の課題を解決する「住宅ローンプラットフォーム」を提供しております。これまで提携させていただいた金融機関は、住宅ローン市場の約30%をカバーするほどです。

当社サービスの主なお客さまは不動産会社やハウスメーカーなどの住宅事業者さまですが、コロナ禍をきっかけに金融機関さまのDX化のお手伝いをさせていただく機会が増えました。

この記事では、金融機関さまが住宅ローンテックを活用することになった背景や、提携のメリットをお話ししてみようと思います。

なぜ提携するのか?金融機関がiYellと提携する背景と3大メリット

長い間、金融機関の住宅ローンの主な営業手法は直接相談であり続けてきました。ところが2020年からのコロナ禍は、その流れを大きく変えたと感じています。金融機関の非対面と効率化へのニーズが一気に高まりました。

金融機関がiYellのサービスを活用する主なメリットは次の3つです。

・新たな販売チャンネルの獲得
これまで、営業手段のほとんどが直接相談だった金融機関さまにとっては、新たな案件の獲得につながります。iYellが提供するスマートフォンアプリ「いえーるダンドリ」をご利用いただいている住宅事業者さまは全国で2500社以上あります。また、日本最大級の住宅ローンメディア「いえーる住宅ローンの窓口 ONLINE」から住宅購入や住宅ローン借り換えを検討しているお客さまの情報提供を受けることが可能です。

・業務効率化
住宅ローンには多くの書類が必要です。金融機関ごとに書類のフォーマットが異なる上に、融資条件も異なります。これまではそうした関係書類の取得や事務の補完は住宅事業者さまが行ってきました。しかし、住宅事業者さまは必ずしも住宅ローンに精通しているわけではありません。住宅ローン関連の事務を住宅ローンのプロフェッショナルである当社サービスにおまかせいただくことで、金融機関さまは書類が完備されている状態で受付ができるようになります。事務の効率化によって、処理にかかる時間が短縮できるのです。

・融資実行率の向上
「住宅ローンプラットフォーム」を通せば、融資実行に至る可能性の高い案件だけを金融機関さまにご案内できます。従来の住宅ローンの審査には「明らかな審査基準外」や「住宅購入意欲の低い」案件が紛れ込んでしまうことがありました。そこでお役に立てるのが当社のサービスなのです。

なぜ実行率の高い案件が分かるのか?金融機関にiYellが選ばれるワケ

金融機関が住宅ローンテック企業と提携する背景はお分かりいただけたと思います。しかし、そもそもなぜiYellに住宅ローン実行の可能性が分かるのでしょうか。そこでサービスに関する素朴な疑問を担当者にぶつけてみました。

−iYellはなぜ住宅ローンを実行できるかが分かるのですか?
提携している数百の金融機関さまの住宅ローンに関する情報を蓄積しているからです。住宅ローン業務サポートを行う「いえーる ダンドリ」というサービスの一部機能は、当社のビジネスモデル特許を取得しています。住宅ローンの金利や審査基準などの非公開情報をデータとしてストックし、一部当社が自社開発したAIを審査に活用しています。

たとえば、あるお客様が審査落ちしてしまったとしたら、A行でこの属性では通らないという情報が蓄積されます。融資審査実績から融資実行率を判定しているのです。

−金融機関にとって、住宅ローン事務にiYellが関わるメリットはなんでしょうか?
前述の通り、業務効率化が一番のメリットになるかと思います。住宅ローンに関わる書類は数も多い上に煩雑です。ですが、住宅ローンのプロフェッショナルであるiYellが間に入ることで、金融機関の業務効率化となります。

−金融機関との提携で大変だったことはなんですか?
当社とはじめて提携してくださった金融機関は静岡銀行さまでした。これまでになかったサービスなので、理解していただくまでに時間がかかりました。「どれだけの金融機関が利用しているのか?」とか「どれだけの実績があるのか?」とのご質問は多かったのですが、リリースしたばかりの段階ではお答えできませんでした。無形のものをご理解いただく難しさを感じたことを覚えています。

もうひとつ大変だったのは、法のしばりです。金融商品なので、法的にクリアしなければならない問題も多かったですね。それでも着実に進んでいき、いまでは多くの金融機関にiYellのサービスを使っていただけるまでに成長しました。

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住宅ローンテック企業のiYellは、これからも金融機関さまと住宅事業者さまにお役立ていただけるサービスを拡充してまいります!どうぞご期待ください。