こんにちは!ブログ・社長ドッキリPJの遠藤です!
今回は2023年入社の新卒5期生で、2024年12月に東京本社から福岡にあるグループ会社に出向となった豊岡さんに、出向となった背景についてお話を伺いました。
福岡のグループ会社は昨年iYellグループの傘下となった会社であり、事業内容も企業文化もiYell東京本社とは大きく異なる会社です。
入社2年目にして一時は転職を考えたこともありながら、なおiYellでの挑戦を選び、自ら環境を大きく変える決意をした豊岡さん。その選択の背景にある葛藤や想い、また福岡での現在の取り組みや今後の目標についてお聞きしました。
この記事を読んでいただくと、若手社員ながら大きな決断を下した豊岡さんの熱意や理由が伝わるはずです。ぜひご覧ください!

なぜ福岡へ?その決断の背景とは~
豊岡さんが福岡のグループ会社へ行くことを決めたきっかけを教えてください。
きっかけは「iYellに何かを残したい。新卒で入社させてくれた特別な会社に恩返しがしたい」と強く思うようになったためです。
実は僕は、2024年の9月から10月にかけて転職活動をしていました。
理由はいろいろありましたが、今の環境を早く変えたいというのが大きかったです。
転職活動中に様々な会社の方と話す中で、自分の世界がどれだけ狭かったかを実感することも多く、「この環境に飛び込んだら成長できるな」と感じていました。
でも、選考が進む中でどうしても心に引っかかることがありました。
それは「僕はiYellに何も残せていない」という思いです。
事業部に配属されたにも関わらず売上に貢献した経験がなく、自部署の成功の定義である目標数字にも届かないままでした。この状態でiYellを去るのはどうしても納得できなかったため、最終的に転職をしない決断をしました。

その決断をしてから、なぜ福岡のグループ会社へ行く事を選んだのですか?
理由は2つあります。
1つ目は「環境を大きく変えたい」と思ったためです。
これは転職活動の時からずっと思っていたことです。「今のままでは何も変わらない」と感じていたので、とにかく環境を変えたい。僕は環境に甘える人間だけど、厳しい環境ならそれにフィットできる自信はあります。自分に甘いだけなんですが…(笑)
そこで「環境を大きく変えるのにどこの部署がいいか?」と考えたとき、真っ先に浮かんだのが福岡のグループ会社でした。
既に安定した売上を持つ会社であり、スタートアップ精神のiYellとは考え方も大きく違います。この環境で、iYellのバリューを大切にしながら、どんな価値を提供できるかチャレンジしたいと思いました。
また、知り合いも友達もいない環境ということで人間としての幅を大きく広げられそうだなという思いもありました。
2つ目は「お世話になったことのある上司、阿部さんの存在」です。
阿部さんは現在、福岡のグループ会社における責任者です。
阿部さんと僕の関係性をお伝えしますと、僕が入社した当時、最初に仮配属された部署の責任者であり、iYellで一番飲みに連れて行ってくれた上司です。(笑)
阿部さんは元々東日本統括本部の副部長で東京本社には常時出社ではなかったのですが、埼玉支店に出勤されている時には僕が埼玉へ行き、阿部さんが東京本社へ出社の時には東京にて、よく飲みに連れて行ってくれました。
阿部さんには僕が仮配属の時からずっと仕事の話を聞いてもらい「いつか一緒に仕事をしたい」と思っていました。
その阿部さんが東日本統括本部の副部長から福岡のグループ会社の責任者に就任されたので、ここしかないと思いました。
転職活動を辞めた翌日、阿部さんに電話をして、転職のことも含めて相談しました。
阿部さんは本当に親身になって話を聞いてくれて、今後の解決策まで一緒に考えてくれました。
その日のうちに当時の部署の上長に「福岡に行かせてください」と打診し、翌日には福岡行きが決まりました。こんなにも早く異動が決まるとは思っていなかったので、正直驚きました。
私の希望をすぐに受け止め、迅速に対応してくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
社員一人ひとりの声に耳を傾け、できる限り希望に沿おうとする会社の姿勢を実感し、改めてこの会社で頑張って成果を出したいという思いが強くなりました。

福岡のグループ会社への出向が決まったあと、どのような心境でしたか?
めちゃくちゃ嬉しかったです。
ですが、発表があってから1カ月後くらいには福岡に行く予定だったので、東京での残りの時間を大切にしようと思っていました。
社長の窪田さんと2人で飲みに行ったと聞きましたが背景を教えてください。
全社員向けに、僕の出向について発表があった1分後にチャットにて僕からお誘いさせていただきました。
窪田さんもすぐに「飲みに行こう!」と言ってくださったのですが、かなり先まで予定が詰まっているから空いた時に連絡すると言われ、その日のチャットは終了しました。
しかしすぐに予定を調整してくださり、なんとチャットを送った次の日に行ける事となりました。
窪田さんにはどうしても直接、謝罪と感謝を伝えたかったんです。
正直、自分勝手な決断だったので怒られる覚悟でした。でも窪田さんはずっと僕の話を聞いてくれて一言、「iYellに残ってくれてありがとう」と言ってくれました。この言葉を言ってもらった時に「やるしかないな」って思いました。
直接話せて、本当によかったと思います。
次は、僕が福岡で何かを成し遂げたときに2人で飲みに行きたいです。
余談ですが、真面目な話をした後はゴルフの話になり、「ゴルフやるなら俺のゴルフバッグやるよ」と言ってくださり、ゴルフバッグをいただきました。福岡ではいただいたゴルフバッグを持って打ちっぱなしに行ってます。

最後に、今後の目標を教えてください。
私の目標は大きく二つあります。
まず一つ目は、事業面で良い結果を出すことです。
事業面で良い結果を出すことが何よりも重要で、それが私の希望を受け入れこのような機会を与えてくださった会社への恩返しだと考えています。
二つ目の目標は、「MVT(Most Valuable Team)」を獲得することです。
※MVTとはMost Valuable Teamの略で、iYellにおいて一年間で最もバリューを体現したチー ムに送られる賞のこと。
12月に出向して4ヶ月が経ち、私が強く感じているのは、東京本社をはじめとする他拠点の社員の方々に、福岡メンバーの素晴らしさをまだ十分に伝えきれていないということです。単に「素晴らしい人たちです」と言うだけでは足りません。私自身が文化面でも事業面でも活躍し、福岡メンバーの存在感や注目度を高めていき、最終的にはMVTを取りたいと思っています。
これらの目標に向かって全力で取り組むことが、会社への恩返しであると同時に、温かく迎え入れてくれた福岡メンバーへの恩返しにもなると信じています。
この思いを胸に、僕は日々頑張ろうと思います!

以上豊岡さんへのインタビューでした!
福岡のグループ会社への出向に至るまでの想いと決意を語ってくれた豊岡さん。
彼の挑戦がこれからどのような成果につながっていくのか、どんな影響をもたらすのか、iYellookでは引き続き注目していきます!
今後の活躍が楽しみですね!