突然ですが、会社でのリーダーといえばどんな役職を思い浮かべますか?
社長、役員、部長...といった役職ですが、iYellには通常の役職とは別に「iYellists7」(「イエリストセブン」)文化幹部と呼ばれるリーダーたちがいます。
文化幹部ってなに?と思われた方はせひこちらのブログ(文化幹部「iYellists7」について最年少で就任した男が語る)も読んでみてくださいね!文化幹部であるiYellists7は、社員と経営幹部との橋渡し的存在として、ビジョンの達成や働きがい向上のため、「社員が実現したいこと」のサポートをするのが主な役割です。そんな彼らは、iYellの大切にしているバリューをしっかりと体現できているかといった観点で、毎年全社員投票によって選出されています。なので、iYellists7への就任はなかなかハードルが高いものなんですよね。
そんな中iYellの事業拡大に伴うM&Aにより、前職の会社とともにiYellグループの一員となり、また現在は遠隔地勤務であると言うハンデキャップを跳ねのけ、iYellists7に就任した阿部さんにインタビューしてきました。

ーそれでは、自己紹介をお願いします。
2017年、SBIアルヒ(旧アルヒ)代理店企業へ入社しフラット35融資件数成長率全国1位を達成!2021年取締役就任。その後iYellへ入社し、栃木支店の立ち上げ業務に従事しました。iYellでは初となるM&Aによる中途入社からの幹部に就任させていただいています。
ー阿部さんはM&Aにより中途入社されました。iYell独自の文化について抵抗はなかったですか?
入社前から企業文化は結構近いと言われており、実際に入社時には僕も今までの会社と社風や文化がちょっと近いなと感じたため、あまり抵抗はありませんでした。ですが、会社が変わるとそこで働いている人も違いますし、仕事の進め方一つとっても全然違うので、意外と違う部分もあるな。と段々気づいてきましたw
ー違うと気づいたところから、どうギャップを埋めにいったのでしょうか?
自分がまだ知らなかった部分、見えていなかった部分がすごく多いなと凄く感じたので、そもそもiYellが大切にしている文化がどういったものなのか、そこで働いている人がどういう人なのか知ろうと思いました。
入社時の配属は栃木支店の立ち上げで支店勤務でしたが、3週間本社で入社時研修が行われました。その研修期間は会社の近くのホテルに泊まってたので、せっかくの機会だから本社の人と積極的にコミュニケーションを取りたいと思っていました。具体的にどうするのが良いのか、当時栃木支店の立ち上げを共同で担当していた社員に相談すると「本社勤務の社員全員と飲みに行く企画を立ち上げよう!」と発案していただきました。
企画を実行する事で仕事以外でのプライベートの時間にコミュニケーションを取ると、よりその方の考え方等が見えてきます。この3週間で本社勤務の社員75人と飲みにケーションを取る事ができ、本社にはこういう人がいて、この部署はこんな事をしていて。と今後仕事をうまく進めるうえで重要な情報収集の経験ができました。

ーiYellが大切にしているバリューについて、入社時の自分のバリューレベルはどうでしたか?
そんなに高くなかったと思います。
環境の変化を全てポジティブに捉えることができず、ネガティブに感じてしまったりネガティブな発言が多くなってしまったことがありました。そこでマインドセットをするために僕が意識的におこなったのは、ネガティブに思っている事の背景は何なのかを知りにいく事でした。
iYellは背景をしっかり伝える事を大切にする会社なのですが、自分が見えている側の事象とその裏側の背景が見えていない時に、僕はネガティブになりやすいと気づきました。最初嫌な気持ちになる事があっても、なんでこういう事が行われているのかな。と知る事によって徐々にネガティブじゃないのかもしれないと思うようになり、乗り越えてきました。
僕はネガティブの原因の多くが誤解や認識のズレだと思っています。理解が深まってくるとそういったもったいないズレはなくなってくると思います。
組織が急に大きくなり、社長や経営陣の声や想いが伝わりにくくなってきていると感じています。創業1〜2年目の社員なら「こういう意図があって、こういうことを言ってるんだろうな」とすぐに理解できますが、新しく入社した社員はそうはいかないと思います。そのような認識のズレを放置してしまうと、会社の本質的な価値観が見えづらくなったり、不満が出てしまう可能性があります。そこで私たちiYellists7は、社長や経営陣との橋渡し役となり会社の文化や価値観を正確に伝え、組織の一体感を保つ役割を担っています。
ーiYellists7を経験したことで成長を感じたり周りに貢献できた事は何ですか?
iYellists7は文化幹部でiYellの中では重要なポジションです。
僕はiYellでの社歴は短く、今はまだ3年目中途採用かつグループイン企業という立場ではありますが、このような境遇で幹部となったことの意味は、一つのキャリアプランとしてモデルを作ることが出来たことにあると思います。誰かが自分と重ねて自分もなれるかもしれないと思ってくれる人ができたら良いなと思っていますし、そこに自分の存在意義があると思っています。iYellists7になるのは本社の人だけでなく、支店のメンバーでも本気で目指せば誰でもなれると思います。
ーiYellists7として、目標とする会社の文化作りとは何ですか?
文化幹部とはいえ、iYellの幹部として、皆さんと一緒に未来のiYellを作っていくのが7代目の目標です。
全社員を巻き込んでプラチナ企業グループを目指すためにコミュニケーションをたくさん取っていきたい思っており、そのためにイベントへの参加等でコミュニケーションを最大化し社員の声を聞いたり、身近な幹部を目指しています。
iYellは個人の成長と会社の成長が密接に結びついています。M&Aによる中途入社で最初は不安もありましたが、周囲のサポートと自身の挑戦で、iYellists7という役割を任されるまでに自己成長できました。
1000年続く企業を目指す会社として、iYellのミッションやビジョンを基盤に組織文化を新しく入社した社員にも浸透させ、進化させるのがiYellists7の役割だと思っています。社員一人ひとりが誇りを持ち、共に助け合い挑戦を楽しみながら成長できる組織作りを目指していきたいと思います。
ーこれからも、阿部さんの活躍には要注目です!
阿部さん、素敵なお話ありがとうございました。