社員インタビュー

若手から幹部を育成する「NextBoard」制度とは?

若手から幹部を育成する「NextBoard」制度とは?

こんにちは!iYellの末永です。
みなさん、幹部ってどんなイメージですか?
限られた一部の人や長年勤めて経験を積んだ人がなれるもの、そんな印象ではないでしょうか。

iYellでは、「NextBoard」という幹部候補生制度があります!
本日は「NextBoard」として活躍している2名の社員にインタビューを行っていきます!


その前に・・・NextBoardとは??

Nextboard(以下ネクボ)とはiYellが目指す1000年経営を達成するため、幹部となれるような人材を育成していくことを目的として立ち上げた制度です。 
本制度を通じて、経営目線と実行力、社外対応力等を身に着けることができます。

取組む内容としては、
・経営上重要タスクの企画実行(例:会社経費削減施策※や役職者研修)
・NextBoard定例MTG実施
・経営会議 / 副部長以上会議への参加
・幹部合宿 / 幹部集中MTGで現幹部とディスカッションに参加
などなど…

※会社経費削減施策とは:全社員で会社のムダを減らす提案を行い、もっともコスト削減をした個人や部門を表彰する取り組み。

立候補後選考を受け、任命された方が1年間、ネクボとして活動することができます!


ーそれでは、リーダー、副リーダーを行っている大野新平さんと、田中彰誉さんです。自己紹介をお願いします!
大野)僕はメイン事業である「いえーる ダンドリ」の部門責任者をしています。
入社は2020年の1月なので、入社5年目になりました。

田中)新規事業のプロダクトの責任者をしています。
今は入社3年目で、入社後約半年ほどiYellのメイン事業である「いえーる ダンドリ」の営業を行い、今の新規事業部に異動しました。


ーお2人はなぜiYellに入社したのですか?
大野)元々は専門商社で働いていて、新しいことをしたいと思ったときにiYellを見つけて、面白そうだなと応募したのがきっかけです。

田中)どういう点が面白いと感じたの?

大野)フランクに働ける会社に憧れがあり、面接に初めて来たときにすごく雰囲気の良さを感じて。
例えば、すれ違った社員が明るく会話していたり、見ず知らずの僕にも挨拶をしてくれて。
そういったiYellの雰囲気が魅力的で入社を決意しました。

田中)僕は2つあって、1つ目は事業面。自分の過去の経験が不動産とITだったので、そこを活かしたいと思っていました。
iYellを受けることは、転職活動を始める2〜3年前ぐらいにはもう決めていて…

一同)え~~~!!?

田中)そう(笑)
ただ、探していた頃は前職の会社に入社して2-3年目とかだったので、いつか転職のタイミングが来たら、iYellを受けようと決めていました。
2つ目は、会社のホームページを見て、事業のことじゃなくて人のことしか書いてなくて面白いなって思った点です。

でも、正直に言うと「本当にこういう文化だけで事業とか会社が成り立つの?」ってちょっと疑ってて、転職活動を始めるまでの2年ぐらいの間様子を見させてもらったところもあります(笑)


ーお2人とも面白い経緯ですね!では、それぞれなぜネクボに挑戦したのですか?
大野)まず一番は会社が好きだから!(笑)
好きだからこそ全体を俯瞰して見れる立場(経営)に携わってみたいと思っていたのですが、実際に幹部になるのは相当難しいことです。
ですので、この制度を使って経営を経験してみたいと思いました。

田中)僕は、次の目的やゴールの一つのプロセスとして挑戦しました。
目標は、今やっている新規事業をスケールさせるということと、また新たな新規事業をやるということです。

そこに向けてネクボになった理由が2つあって、1つ目は自分にはまだまだ足りないものがあると思っているので、それを見つけること。
2つ目は、社長の窪田さんや上司にとても助けてもらったので、会社に貢献することで恩返しをするために、より近い所で活動ができる場としてネクボに挑戦しました!
 

IMG_7545_Original.JPG

Nextboardメンバーでの話し合いの様子
 

ー実際に、どんな活動を行っているんですか?
大野)活動のパターンとしては2つあって、
1つ目は、自分たちが会社に対して、こういうことをしませんか?と提言させてもらうもの。例えば今行っている会社経費削減施策もこのパターンです。
2つ目は、幹部から依頼が来るパターンです。

これは文化面と事業面の2つがあって、文化面でいうと、i7※と協業しながら「iBox」という意見箱に来た社員の想いを叶えたり、意見を反映するためにどうしたらよいかを考えています。

事業面でいうと、幹部と直接やり取りしながら来年の経営計画を立てたり、経営会議という株主様も参加されるような会議への出席もさせていただいています。
※i7とは:全社員の投票によって選出された、iYellにおける文化浸透を担う幹部

 

ー本当に経営に近い活動ができるんですね!挑戦してみていかがでしたか?
大野)やってみて良かったと思うし、iYellのことがもっと好きになりました。
様々な企画をして、社員みんなが反応してくれるのが嬉しいし、そんなみんなのためにもっと頑張りたいと思えて、この感覚を得られたのはネクボにチャレンジしたからだと思います。
あとは、幹部との差みたいなものを感じられたこともよかったですね。

田中)確かに、提出した企画にフィードバックをもらった際に、自分たちの思考の浅さを感じることも多くありました。現状の自分たちをメタ認知できたので、すごく良かったです。

大野)幹部とのコミュニケーションも学びが多かったです!
会社が大きくなって、本部長とか幹部との直接的な関わりが減ってる中で、企画段階や幹部が参加できる合宿に参加したことで、接点を多く得られたのは良かったです。

田中)うんうん、本当にそうだね
この間すごいなと思ったのは、これまで幹部とはほぼ関わる機会がなかったのですが、「ネクボとして、いろいろ意見聞かせてよ!」と誘っていただいて、幹部との距離が近くなったことを感じましたし、はすごく良い経験になりました。


ーなかなかない経験ですよね!フィードバックをもらうとありましたが、業務に落とせている実感もありましたか?
大野)業務に落とせているなっていう実感か〜。
「拓真さん(執行役員)だったらこうやって考えるかもしれないな」と幹部目線で想像することができるようになったことですね。普段の業務でもその思考方法を活かして考えることが多くなりました。

田中)iYellって会社の事業戦略等をしっかり社員にも説明をしてくれるのですが、ネクボの活動を通して、戦略説明会で話す内容のより深いところも知ることがあります。

戦略の背景を知ることができるので、それを基に「こういう視点を持って自分も事業を動かせばいいんだ」というような考え方を得られて、事業面に活かせることも多かったです!

IMG_2602.jpeg

ー幹部目線の思考がかなり身についたんですね!
ネクボをやってきて得たものや、力になったと思うことはありますか?

大野)一番は視座が上がったことですね!
これまで現場で住宅ローン提案や、メンバークラスのマネジメントしかやってきてない中で、会社全体の視点で考えたことすらありませんでした。

例えば、人事異動を例に出すと、自分のグループのメンバーが1人異動するとなったら「異動しないで欲しい」と思ったりしますよね。
でも、今は「どうしたら会社にとって一番良い適材適所になるんだろう?」と高い視座で考え、グループのメンバーの旅立ちも心から応援できるようになりました。

田中)確かに、全社視点の幅というか、レベルは絶対に上がりました。
他には、経営の内容をいかにしてメンバーに落としていくか、と考える過程でも力が着いたと思います。

重要な情報伝達があった際、通常は幹部から、部長以上に伝達され、部長からグループ長に伝達され、グループ長からメンバーに伝達するという流れで経営の情報が伝達されます。

なので、グループ長でも噛み砕かれた情報しか拾えていなかったのですが、ネクボとして上澄みのところから情報を知ることができました。
その情報をもとに、メンバーに理解・納得してもらうためにはどうやって話したらいいかを考えるようになった点で、すごく勉強になったし力になりました。


ーハードな活動というのもあり、学びも多い活動なのが伝わります!
お2人は、将来どうなっていきたいか展望はありますか?

大野)個人的な目標としては、幹部になりたいです。
幹部として、活躍するために今足りてないことが沢山あるので、そこはネクボの活動を続ける中で吸収していきたいと思うし、実際この活動を続けていけば、幹部になれると思っています!
幹部になってもっと社内外問わずiYellのことを多くの人に好きになって欲しいという思いがあるので、頑張っていきたいです!

田中)僕はもう、どんどん新しいことをやっていきたいタイプなので、もう新規事業をひたすらやりたいです。
あとは今やってる新規事業を成長させて、事業部化していきたい。そしてそれに伴って、部下にグループ長等の役職を引き継いでもらい、次世代のリーダーを作っていきたいです。

大野)それは、本当に思うよね!
自分のグループから役職者が出るのが一番嬉しいかも。

ーネクボに憧れる人も多いと思うのですが、ネクボになるために必要なことは何だと思いますか?
田中)会社が好きっていうところと、そもそも「上位役職者になってる人=行動している人」と思ってるので、成長力とか向上心がある人が良いのではと思いますね。
あとはもう前提の話だけど、「当たり前のことを当たり前に出来る」というのは根本的に必要だと思います!

大野)まず第一に、会社が好きであることは絶対に大前提持っておかないといけないと思います。かつ、会社の現状や経営としての情報を、ある程度理解できる人である必要があると思います。
会社が好きで、今後も会社と一緒に成長していきたい思いがある人には絶対に良い制度だしやってみてほしいです!



NextBoardの活動を経て、これまでに数名の方が幹部に昇格しています。
期が代わり今期からはなんと、新卒から初のNextBoardが誕生。

次世代リーダーを作るNextBoardにこれからも期待です!