社員インタビュー

【社員インタビュー】家族ができたからこそ、自分には仕事の意義も増えたよって話

【社員インタビュー】家族ができたからこそ、自分には仕事の意義も増えたよって話

自己紹介

美容師→アパレル→バーテン→エンジニア→マーケティング&ディレクターと、職業ジプシーしてます川越です。今は開発や制作のディレクションだったりをメインにやっています、所謂なんでも屋の夢見る41さいです☆〜(ゝ。∂)

2021年秋に40歳で第一子(男の子)を出産、産休〜育休を経て、2022年5月に復職しました。
時差出社&リモートワークを武器に、いきなりフルタイム勤務にチャレンジ中です!
そこで感じた・思ったあれこれを綴ろうかと思いますので、よかったらお付き合いください。

趣味は酒にタバコに音楽…「でした」

10代から30代後半まで、とにかく仕事してはあそび、あそび、あそんであそびまくっていました笑

給料が入ればボトルを入れにいき、友人と朝まで飲み、床で寝て背中が痛くて目が覚めて、二日酔いでそのまま仕事にいく…

それが日常でしたし、自分の時間をとにかく好き勝手に自由に使っていました。

 

それが今では「でした」になってしまいました。

なぜなら、母になったからです。

息子の誕生までの道のり


2021年6月に切迫早産と診断、入院を余儀なくされ、仕事も休業しなければならない状況に陥りましたが、家族と同じくらい励ましてくれたのがiYellのみんなでした。

きっと誰もが、体調不良で仕事したくてもできない、という状況は経験があると思います。
そうした時、なぜだか思うのは「申し訳ない」という気持ち。
でも、自分が逆の立場になった時に思うのは「ゆっくり休んで」という労りの気持ち。
なんでこうも真逆の感情が生まれてしまうのだろうか?

それは、相手を思いやる気持ちがお互いにあるからこその感情なのではないかな、と思います。
だから、自分は思いっきりその気持ちに甘えることにしました。
自分だったら相手にそうしてほしいから。

「助けて」

と、声に出すことの大事さ。
そして、そんな気持ちをがっちり受け取ってくれる人が集まっているのがiYellです。

産休〜育休を終えて


毎日息子にべったりで、育児(と、ほんの少しの家事)だけをしていたので、仕事のことがどこか遠い現実のようで、もうこのまま家族のことだけ考えて生きていくのもいいんじゃないか??
と、思うこともしばしば。
ま、息子の将来のためにもいっちょやったるか〜〜!
と、重い腰を上げて文字だらけの保育園申し込み書類と格闘しました。

運良く保育園が決まり、2022年5月から復帰が決まったので上司に報告をすると「待ってました!」と喜んでくれたことにほっとしたのを覚えています。
1年以上なんっっにも仕事に関わっていないことが社会人になってからなかったので、もう自分いなくてもいいんじゃないか?と正直不安だったからです。
でも、戻ってみたらそんな不安も杞憂でした。
毎日それはもうあっという間に過ぎていき、本当に充実していました。

と同時に、「本当にこれでいいんだっけ?」と思うことも。
 

0歳児を預けて働くということ

息子はかわいいです。
超絶ZOKKONらびんゆ〜です。
成長しているこの一瞬一瞬を、ずっと見ていたい!
(ま、たまにちょっと離れて自分時間が欲しくなる時もありますが笑)

「なのに、なんで自分は今仕事をしているのだろうか」

ふと思ってしまうことがあるんですよね。
今の仕事って自分だけができる仕事ではなく、他の誰かができることでもあって。
実際、去年だって入院していて仕事できない時期があったけど、それで会社が倒産するワケでもなかったし、世界が変わったワケでもない。

目の前にいる息子の成長をじっっっと見続けることができるのは今この時だけわたしたち家族だけ。
だったら、自分は別に今仕事をするべきではないんじゃないか?
そんなジレンマとは今も共存しています。
それでいいんです
はい、ここでジレンマ登場〜
『0歳のかわいいかわいい息子を保育園に預けて仕事して、ほんとにそれでいいの?』

育休中や復職当初はそこで葛藤して、寝顔を見ては「くぉぉぉぉぉぉ!!!」と悶絶していたりもしましたが、半年経ってみてこう思えるようになりました。

「ま、それもアリなんじゃない?」

なんで今も仕事をしているのか?
それは、自分らしくいられる場所のひとつだからです。

母になり、それまでの生活がガラリと変わったとしても、以前と変わらずにいられるトコロも必要だと思います。
それが、自分にとっては家族や大切な人との時間、そして仕事している自分だったという、ただそれだけです。

そして、お金を稼ぐということ。
これから息子の未来の選択肢をできるだけ多く掴ませてあげたい、という気持ちもありますし、自分で稼ぐことで自己肯定感が生まれる、というのもあります。

きっと、この気持ちには間違いもなければ、正解もないのです。

だからもし、朝起きて「ああん!今日はもう息子といっしょにいるぅぅぅぅ!!」となったならば、メンバーに「ごめん、今日はお休みさせてください!」と伝えるのみです。
大切なだれかと過ごしたいという気持ちは、自分も大事にしたいし、メンバーにも大事にしてほしいです。
そして、それを堂々と宣言できるように、日々の仕事に向き合うのみ!

そんなわたしの仕事の意義


毎日の仕事の中で、キツイことはいくらでもあります。
でも、苦ではない。
なぜなら、家族のために今自分は生きていると実感できているから。
家族を持つ前のぐうたらな自分も好きでしたが、それとは別のところで今の自分も大好き!

旦那さんと慣れない早起きして、ごはんを食べさせて保育園へ送り出し、一生懸命仕事して、合間に家事やって、終わってそのままお迎えダッシュしてる自分も「いいじゃん」って。

疲れて帰ってきた旦那さんと、今日の息子との出来事を話しながら晩酌する時間だって「なんかいいじゃん」って。

家族のため、って「めちゃくちゃいいじゃん!」って。

そんな新しい意義を見出すことができたのも、仕事に復帰し、日々葛藤してきたからこそだと思えます。
息子を産んだからこそのこの気持ちは自分の宝物ですし、日々いっしょにがんばり寄り添ってくれる旦那さんに感謝です。

そして、それを叶えるために多様な働き方を快く受け入れてくれたiYellと、いっしょに働く仲間にも感謝です。

さ、週末めいっぱい息子と遊ぶために、明日もいっちょ仕事かましますか〜!

おわり