事業・サービス

「すべての人に最適な住宅ローンを」住宅ローンテックベンチャーのiYellです!

「すべての人に最適な住宅ローンを」住宅ローンテックベンチャーのiYellです!

はじめまして。iYell株式会社広報の伊藤です。

iYellでは2019年からnoteを更新してまいりましたが、これまでは社員からのメッセージが中心でした。ここで改めて、iYellとはどのような会社か、そしてiYellのサービスがどのようにみなさまにお役立ていただけるかをご紹介したいと思い、わたくし伊藤が立ち上がりました!
今後iYellのサービスや事業についても、少しずつ発信を増やしていきたいと思います。

住宅ローンテック企業・iYellとは

2016年に創業。2019年に日本経済新聞社が行ったNEXTユニコーン調査のフィンテック分野で9位に選定いただきました。対外的には「日本最大の住宅ローンテック企業」とお伝えしています。

住宅事業者と個人のお客さまをつなぐiYell

直接のお客さまは、不動産会社やハウスメーカーの住宅事業者です。ただし、家を建てるのは個人のお客さま。iYellのサービスは住宅関連の事業者さまだけでなく、その先の個人のお客さまもお役立ていただけるものと考えています。

関係図

「すべての人に最適な住宅ローンを」iYellが解決したい課題とは

「家を買うすべての人に最適な住宅ローンを提供したい」
これは代表の窪田の想いです。窪田はもともとモーゲージバンク出身。モーゲージバンクというのは、一般的な銀行と違って、住宅ローンを専門に扱う金融機関のことです。

住宅ローンは年間新規貸出20兆円の市場ですが、個人のお客さまにとって家を買うのは人生の中で何度もあることではありません。日本で住宅ローンを組む人の9割は不動産会社やハウスメーカーの提案どおりに契約しているそうです。

しかし、その提案が必ずしもその方にとってベストな選択とは限らないのがつらいところです。審査落ちしてしまい家が買えない方、最適な住宅ローンが借りられず金利で損している方もたくさんいます。一説によると、損している金額は400万円とも言われます。

住宅ローン付随業務に25%!?住宅事業者側の事情

だからといって、住宅事業者が悪いわけではありません。住宅ローン商品は1000以上あり、その中からベストな選択をするのは本業の業務ではないからです。住宅事業者は住宅を販売することが本業のため、その付随業務ある住宅ローンに関してはほとんどの場合、営業担当者の経験をもとに金融機関の住宅ローンを仲介しているというのが実情でした。

住宅ローンに付随する業務は、住宅ローンの選定と提案、金融機関への事前相談、事前審査・正式審査申し込みなど多岐に渡ります。iYell調べでは、住宅事業者の営業業務全体に占める住宅ローン業務の割合は25%。住宅事業者の多くは10〜20人程度の規模です。そう考えると家を売るという、本来の営業以外に多くのリソースを費やさなければならないのは、かなりの負担であることが分かります。

低金利下で収益ダウン。人員削減傾向にある金融機関の事情

一方、住宅ローンを融資する金融機関も大変です。昨今の低金利下で、金融機関にとって住宅ローンは収益を上げるのが難しい商品となっています。コロナ禍の影響もあって、金融機関各社は店舗を減らしています。当然、住宅ローンに対応する人も少なくなります。その結果、住宅ローンを取り次ぐ住宅事業者は行員のサポートを受けられなくなりました。住宅ローンの専門家ではない住宅事業者にとって、情報収集をしたり適切な金融機関を選定したりするのは簡単なことではありません。

住宅ローンまわりの課題を解決する。それがiYellの役割

ここまで見てきたように、住宅ローンを取り巻く人々には、それぞれの課題があります。これら課題を解決していこうと立ち上がったのが、私たちiYellというわけです。
どのように解決しているのか?これは一つひとつ紹介すると1本の記事では到底紹介しきれないので…ここでは1つだけ、紹介したいと思います。

住宅ローン業務効率化サービス「いえーる ダンドリ」。ダンドリは、住宅ローンに不慣れな個人のお客さまや住宅事業者、人的リソースの少ない金融機関の橋渡しをするサービスです。住宅事業者や金融機関にとっては、煩雑な住宅ローン業務の窓口をまるごと一本化できますし、個人のお客さまにとっても、準備する書類やするべきことがパッと見て分かるので、余計なストレスがありません。

気になるiYell「ダンドリ」の効果・反応は?

ダンドリはこれまでに2000社のハウスメーカーや工務店、設計事務所などに導入いただきました。住宅ローンは審査するまで実行できるか分からないものですが、精度の高い案件を扱えるとご好評いただいております。

中には、ローン承認率が15%アップしたという嬉しいお声も頂戴しました。

テクノロジーと人の持つ部分を上手に取り入れることで、仕事のムリ・ムダ・ムラを減らすことができるのです。

単なる節約じゃない?賢く住宅ローンを選べるメリットとは

住宅事業者さんにとってはテクノロジーの導入というと、なんだか冷たいイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、iYellが提案するのは節約を超えた部分にあります。

みなさまに実現いただきたいのは「使うべきところにお金を使える」ようになっていただきたいということ。

これまで、日本の住宅市場は新築が中心でした。しかし、近年、若い世代では手頃な価格で購入できる中古市場が注目されています。住宅ローンが住宅購入のためだけでなく、リフォーム資金や住替え資金などの用途にも気軽に利用できるようになれば、もっと人は自由に住む場所や家を選べるようになるでしょう。住み替え文化を育むことになれば、社会に新たなムーブメントを起こせるかもしれません。

今回は、iYellについてやっていることを中心に紹介させていただきました!
次回以降、少しずつ各サービスや事業にフォーカスしながら記事を書いていきたいと思います。