iYell株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:窪田 光洋、以下iYell)はアメリカ住宅ローンテック業界カオスマップに掲載している企業のLendingHomeについて会社概要からビジネス内容を調査し、まとめた解説書を公表したことをお知らせします。
背景
iYellは「家を買いたいすべての人に最適な住宅ローンを提供する社会の実現」をビジョンに掲げ、国内最大級の住宅ローンメディア「住宅ローンの窓口オンライン」や住宅ローン手続き専用スマートフォンアプリ「いえーる ダンドリ」などのサービスを国内市場に展開してまいりました。
アメリカは金融市場、住宅市場の市場規模が大きく、日本の約10倍の住宅ローン市場があり、日本ではまだ発展途上である住宅ローンテック(mortgagetech)も注目されています。
また2018年11月に、年に1度NYで1週間に亘り開催される世界最大の不動産テックイベント「NYC Real Estate Tech Week2018」に参加し、iYellのビジネスがアメリカの住宅ローン市場にどのような貢献できるかを視察してまいりました。
その視察の結果を踏まえ、アメリカへの進出に向け準備することを決定し、アメリカの住宅ローン市場の調査や住宅ローンテック企業の調査を開始しました。
先日、アメリカの住宅ローンの市場機会を明らかにするため、国内で初めてアメリカの住宅ローンテックの市場構造や独自性を多面的分析した「アメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップ」を公開しております。
また、海外の住宅ローンテック市場が、投資家からどれ程注目を集めているのかを明らかにするために、アメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップに掲載している企業を、資金調達額を軸にランキング形式でまとめた「資金調達額ランキング」も公開しました。
「アメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップ」に掲載している各企業の会社概要やビジネス内容を知ることで、iYellのビジネスに活かすことができると考えたため調査しました。アメリカでは、住宅ローンテック業界にて、日本の10倍以上の数の企業が存在しております。日本よりも激しい競争にさられている環境の中で、生き残っている企業について、会社概要からビジネス内容まで知ることは、iYellのビジネスを見直すきっかけにもなります。また、日本の住宅ローンテック業界の未来図を予測する上でも、住宅ローンテック業界の先駆者について調査することは、重要であると考えました。
アメリカの住宅ローンテック市場に一部参入している企業を、iYellでは住宅ローンテック企業と捉え調査しております。今回は、前回解説書として公表した、SoFiと同じマーケットプレイスレンディングのセグメントにカテゴライズされる、LendingHome(下記の図の赤枠)について会社概要からビジネス内容を調査し、まとめたものを公表しております。
※出典:
会社概要:
https://www.lendinghome.com
https://www.lendinghome.com/press
主要KPI:
https://www.lendinghome.com
資金調達実績:
https://www.crunchbase.com/organization/lendinghome
今後の展望
アメリカの住宅ローンテック カオスマップの公開に止まらず、日本の住宅ローン市場をより良くするために、アメリカの住宅ローン(テック)市場に関する情報を、継続的に公表していきます。