こんにちは。
海外事業を担当するiYell global室の吉川です。
(最近はYoutubeにハマっています。好きなYoutuberは、はじめしゃちょーです。)
今回は、私が参加している経営者育成ゼミ「窪田ゼミ」に関して、簡単に解説したいと思います。
会社経営や起業に興味がある人必見です。
窪田ゼミとは?
一言で言うと、経営者を育成するためのゼミです。
社長の窪田が直々に講師となり、経営者を目指す覚悟のある社員だけを対象に、毎回出される難題をゼミ生が解いていく形で行われております。
通常業務では得られる機会の少ない、経営者に必要な知識を大量にインプットすることが求められ、課題に対して生じた疑問点に関しては、少しのフィードバックをもらえるのみ。
ゼミ生は、業務時間外で自ら時間を作って課題に取り組んでおります。
どんな課題が出されるの?
窪田ゼミで過去に出題された課題を3つほど紹介します。
■課題1
5Gの社会になることで、世の中にどのようなイノベーションが起き、どのようなパラダイムシフトが発生するか考察せよ。また同時に、iYell社のビジネスに5Gを関連させ、iYellの新規事業または既存事業とのシナジーについて言及せよ。
・ページ数:最低5枚以上
・形式:ワードまたはパワーポイント
■課題2
書籍『スタートアップ4.0』を読み、以下の問いに答えよ。
1. わからない用語がでてきたら、用語の検索をし、自分なりの用語集をつくること。
2. iYellの資本政策は、成功だったのか、失敗だったのか自分なりの考察を述べよ。
3. 本書を読み、日本のベンチャーブームについて論ぜよ。(ベンチャーブームは本物か、なぜブームになったのか、今後も続くのか、それは社会にとっていいことなのか等々)
■課題3 (※A or Bから選択式)
A:競合関係にある上場企業2社の中期経営計画をみて洞察を述べよ
・PLやBS等の財務諸表が見れるようになる
・普段知っている企業がどのような中計を出しているか学ぶ
・競合との比較においてどのような違いがあるかを見抜く力を養う
B:著名ベンチャー企業のビジネスモデルを調べ将来性を考察せよ
・限られたオープン情報からビジネスモデルやマネタイズ手法を予想する力を身に着ける
・最近有名なベンチャー企業はどんなビジネスモデルなのかを学ぶ
・iYellの経営において参考になる点はないかどうか学ぶ
このように窪田ゼミの課題は、資料を作成しプレゼンするものから、レポートを提出するものまで様々。
調べてまとめるだけで終わりではなく、自分なりの考えをアウトプットしなければならないので、なかなか一筋縄ではいかない課題ばかりです。
窪田ゼミで学べる3つのこと
実際に体験して感じたことは、下記になります。
1. 経営に関わる知識
2. タスク管理能力
3. アウトプットする力
順番に見ていきます。
経営に関わる知識
経営に関わる課題を解くためには大量のインプットが必要になります。
なんとなく聞いたことはあっても、深く理解していないこと(ex PL,BS、コアコンピタンス、他社のビジネスモデル......etc)を、勉強する機会が強制的に作られるイメージです。
そのため、これまで「ビジネスパーソンとして知っておかないとな」となんとなく思っていたものの、自発的に調べてこなかった重要なキーワードを調べて理解できるきっかけになります。
タスク管理能力
課題に関しては、業務の一環ではないので、原則業務時間外に取り組むことになっております。
課題の発表から提出までは2週間ほどなので、時間に余裕があるわけでもありません。
過去の課題を見て分かる通り、インプットして終わりでなく、自分の考えを織り混ぜて、まとめないといけません。
つまり、限られた時間で如何にアウトプットの質を高められるか考えながら取り組む必要があるということです。
最終的なアウトプットから逆算し、タスクを細分化して、何にどれくらい時間をかけるべきなのか考え、実行する力も身につくと思ってます。
アウトプット力
まとめたものがしっかりと伝えられるのかも重要です。
課題に対して自分なりのロジックを組み立てて、組み立てたものを資料に落とし込むことができて初めて、アウトプットができたことになります。
また、資料に落とし込んでいたとしても、相手に伝わらなければ意味がないので、プレゼンテーション能力も必要です。
限られた持ち時間の中で発表をするので、伝えたい内容を噛み砕き、相手に伝える力が身につくのも、ゼミの醍醐味だと感じてます。
まとめ
経営や起業に興味のある人にとって、魅力的なゼミであることは間違いありません。
そして、何よりも印象的なのが、ゼミに対する社長の熱意です。
一人一人のゼミ生の発表を真剣に聞き、良い点悪い点をそれぞれフィードバックすることはもちろん、課題に対する自分なりの答えも用意した上で、ゼミの時間に臨んでいます。
講師というポジションながら、1人のゼミ生として同じ視点で、取り組んでいる姿がとても印象的です。
社長の熱意に応えられるように、他のゼミ生と切磋琢磨しつつ、経営者の道を一歩ずつ歩んでいきたいです。