海外

【2020年最新版】 アメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップ第2版を公表

iYell株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:窪田 光洋、以下iYell)は、アメリカの住宅ローンの市場機会を明らかにするため、国内で初めてアメリカの住宅ローンテックの市場構造や独自性を多面的分析した「アメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップ 第2版」を公表したことをお知らせします。

背景

iYellは「家を買いたいすべての人に最適な住宅ローンを提供する社会の実現」をビジョンに掲げ、国内最大級の住宅ローンメディア「住宅ローンの窓口オンライン」や住宅ローン手続き専用スマートフォンアプリ「いえーる ダンドリ」などのサービスを国内市場に展開してまいりました。アメリカは金融市場、住宅市場の市場規模が大きく、日本の約10倍の住宅ローン市場があり、日本ではまだ発展途上である住宅ローンテック(mortgagetech)も注目されています。また2018年11月に、年に1度NYで1週間に亘り開催される世界最大の不動産テックイベント「NYC Real Estate Tech Week2018、2019」に参加し、iYellのビジネスがアメリカの住宅ローン市場にどのような貢献できるかを視察してまいりました。その視察の結果を踏まえ、アメリカへの進出に向け準備することを決定し、アメリカの住宅ローン市場の調査や住宅ローンテック企業の調査を開始しました。

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詳細

アメリカの住宅ローンテック市場に一部参入している企業を、iYellでは住宅ローンテック企業と捉え調査しております。当マップは、最新版のアメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップ第2版です。掲載サービス・企業の数は50となりました。前回のカオスマップと同様に、アメリカの住宅ローンテック市場に参入している企業を調査し、網羅的に作成したものになります。各企業のサービスを細かく分析し、カテゴリー分類を行いました。前回のアメリカ住宅ローンテック業界 カオスマップとの変更点は以下の4点です。

  1. mortgage tech企業を買収、又は自社で事業を開始し、新たに参入してきた企業を追加
  2. その他資金提供系の「物件代理取得型」にTrade-in事業*¹を行っている企業を追加
  3. 「クレジットスコア分析」⇒「個人向けファイナンスツール」へ名称の変更
  4. その他一部企業追加

*¹ Trade-in事業とは、物件買替を検討しているユーザーに対して、新住居をユーザーの代理で現金購入し、旧住居の売却が完了した時点でユーザーに買い渡すビジネスモデル(旧住居売却と新住居購入の間のタイムラグについては、新住居を賃貸で提供)。ユーザーにとっては、希望物件のより確実な購入とシームレスな住み替えがメリット(二重住宅ローンを避けることも可能)

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今後の展望

アメリカの住宅ローンテック カオスマップの公開に止まらず、日本の住宅ローン市場をより良くするために、アメリカの住宅ローン(テック)市場に関する情報を、継続的に公表していきます。

今回の調査資料は「いえーる 住宅研究所」にて無料でダウンロードできます。下記URLよりご覧ください。
https://lab.iyell.jp/downloads/